3日目最終日は雨模様。
昨日の暑さから一転、かなり涼しいです。
入口の様子ですが、だいぶ日本とは感じが違いますよね。
余談ですが・・・、中国の街中で警察や軍関係の写真を撮ってはいけないですよ。
捕まる可能性があります。
神谷コーチやYONEX斎藤さんのお陰で、このような席で観戦させて頂くことができました。
期間中、チケットはソールドアウト。
この席もフェデラーが出場すると決まってから値が上がり続け・・・、入手困難の上、その価格は30万円以上とも(^^;
シンボル的な屋根が閉まった状態です。
屋根にも大会ロゴが踊ります。
コロシアム内にもベンツが・・・。
試合開始までの最終チェック。
照度も測っています。
試合開始前のオープニングはこんなになってしまいます!
今日は18時からナダル、20時からフェデラーの試合が組まれています!
21時ぐらいには会場を出なければならないので、フェデラーの試合が見られるのか微妙な状態。
コロシアム第1試合は、ディミトロフとハリソンの試合。
ファイナルセットにもつれ込む、熱戦となりました。
この後の試合数から時間を推測すると何とか観れそう。
その後、外のブースへ。
子供向けかと思いましたが、大人の方がメインで楽しんでいました。
奥まで歩いていると、違う場所でやるらしいとの情報が・・・。
一度チェックを受けて、その場所へ向かいます。
コロシアムから雰囲気が一転、手作り感満載の仮設スタンドとコート。
中々センターベルトが付けられないようで・・・、ここら辺の準備も中国を感じます。
キャリアハイ14位サム・クエリーと19歳79位のフランシス・ティアフォー。
体育館のような感じの為、後ろはこんな状態。
選手のラケットと線審が当たりそうな場面もありました。
ビックサーバーのクエリーということもありますが、コートが狭いので、非常に動作やフットワーク、ボールに迫力があり、いつもと違う印象を受けました。
またコロシアムや外コートとだいぶ雰囲気が違うので、選手たちはモチベーションを保ちプレーすることが非常に難しいのではないかと感じました。
雨で待機したり、コートの移動があったりと、その場その場の対応力もツアーでは必須です。
コロシアムへ戻ってくると、僕たちが理解していなかったのか、元々は組まれていなかったのか・・・、キャンセルハイ6位ジル・シモンとキャリアハイ10位ダビド・ゴフィンの試合が・・・。
横から観ていることもありますが、ゲーム性に欠けていて内容的には少し消化不良。
結局18時スタートのナダルが19時に登場。
フェデラーの試合を観ることはほぼ無理になりました。
しかしこの選手・・・、他の選手と違い雰囲気も持っています。
立ち振る舞いも本当に最高で、子供たちに対して優しいし気遣いが感じられます。
トップに登り詰めるということは、このようなことも身につけていないと辿りつけない場所。
ラファエル・ナダルとジャレッド・ドナルドソンの一戦。
やはり違いすぎます・・・、他の選手と。
同じ土俵におらず、違う次元でプレーしています。
ナダルもテレビで観るとリストをルーズに使ってそうに見えますが、そんなことは一切なくて・・・、腕が本当に鞭のように身体からのパワーを加速させて伝えています。
そして・・・、やってくれました(相手のプレイヤーに失礼ですね。今日だけはすいません)
1時間以内で圧倒してくれました(^-^)
ディエゴ・シュワルツマン(キャリアハイ26位)とロジャー・フェデラー。
会場内はフェデラーの母国かのような盛り上がり。
ナダルの更に上をいくかのような次元。
全豪の時も感じましたが、フェデラーだけテニスをしていない感じ・・・、他競技のようです。
本物のテニスがフェデラーなら、僕たちが練習しているものが違うものになっているのか・・・。
そしてフットワークも軽いのに、どこまでもいけるかのような移動距離。
以前にインタビュアーから「あなたの得意なものは何ですか?」の質問に(みんながショットの答えを期待していた)、「僕の武器はフットワークだ」と答えたことを思い出しました。
ただシュワルツマンも身長が170㎝と小柄な身体から、リスクを背負ったストロークでファーストセットはとても頑張っていました!
ここで僕たちの時間がタイムアウト。
タクシーで上海浦東(プードン)国際空港へ向かいました。
空港入口から水の持ち物で引っ掛かり(今だ慣れず・・・)、複数の場所で検査(回数が多く厳しい)、最後の検査官は非常に怖くてショックでした・・・。
帰りは夜中便1:45発→羽田空港5:40着のフライトです。
今回も貴重な経験、ステージを用意して下さって・・・、神谷コーチありがとうございました!!
言語や食事、ツアーを周ることの過酷さが、ごく一部かもしれませんが身に沁みました。
子供たちの夢に少しでも近づけるよう、楽天から上海マスターズで感じたことを、日々の活動に落とし込んでいきたいと思います。
謝謝! 上海!
上海マスターズレポート楽しかったです
貴重な体験できましたね
羨ましいです
四大大会以外も見にいきたくなりました
たくさん勉強できたようですね
身近でプロの試合みたり、大会の雰囲気味わうことは、コーチとして必要ですね
私も同行できる研修あれば参加したいです
百聞は一見にしかずですね
たくさん勉強しないとと感じました
レポートありがとうございました
宮川先生、ありがとうございます!
四大大会では本戦に入ると、練習コートを含め、選手たちのプレーを見ることがハードルが高いです。
上海マスターズだと、四大大会に比べると非常にそのハードルが下がるのでお勧めです!
少し!? 生活環境は厳しいですが(^^;
実際に全豪や上海マスターズに行かせてもらいましたけど、そのステージに指導者が自身の身を置くことで、子供たちをそのステージに導く毎日の活動が変わることを実感しています。